”はっぴいえんど”については、とりわけファンというわけではないが、URCのオリジナルのアルバムは2枚とも持っている。他にも何枚か持っているような気がするが覚えていない。
”はっぴいえんど”は岡林信康のバックバンドとして知った。当時、音楽の大好きな人なら日本語で歌うロックバンドとして知っておっただろうが。世の中ではボブ・ディランのバッグバンドとして有名なザ・バンドのような位置付けとして捉えられていた。
松本が提唱した、”日本語でロックを”が成功したとは思えない。そしてバンドは解散し、松本に言わせれば ”お金が必要なので”、作詞家に転向。大瀧はシティポップのメジャーな作曲家となった。”はっぴいえんど”のファンは、彼らがこのように世に受けいられられるとは思わなかっただろう。今では多くの音楽ファンの知る人になった。
さて、今回のSPだが、
<大瀧詠一>
1)鈴木雅之「幸せな結末」(大瀧詠一/1997)
2)ゴスペラーズ「夢で逢えたら」(ラッツ&スター/1996、元は吉田美奈子/1976)
3)氷川きよし「さらばシベリア鉄道」(太田裕美、大瀧詠一/1980)
4)ハナレグミ「Tシャツに口紅」(ラッツ&スター/1983)
5)ウルフルズ「びんぼう'94」(ー/1994)
6)横山剣(クレイジーケンバンド)「冬のリヴィエラ」(森進一/1982)
鈴木の歌が最も良かった気がする。それにしても、いずれも24年以上前の曲である。
<松本隆>
1)宮本浩次「白いパラソル」(松田聖子/1981)
2)池田エライザ「SWEET MEMORIES」(松田聖子/1983)
3)原田知世「小麦色のマーメイド」(松田聖子/1982)
4)スガシカオ「タイム・トラベル」(原田真二/1978)
5)崎山蒼志「Woman "Wの悲劇"より」(薬師丸ひろ子/1984)
6)手嶌葵「瑠璃色の地球」(松田聖子/1986)
スガの歌が良かった。聖子に捧げた曲が4曲もある。こちらは35年以上前の曲である。